山を越えた話

昨日は大事な日だった。
「2010年4月からずっと、この日のために積み重ねてきた」と言っても過言ではないのではないか。
(途中のインターバル期間はあったけれども。。)

博士論文審査会:
30分間の発表、そして1時間強の質疑応答に耐える儀式

実は約3年前にも経験している。
本来はそれで終了するはずだった。だがしかし諸事情により色々タイムオーバーになってしまい、修了は見送りとなったのだ。
2回も経験したくなかったよ、あんな緊張状態...

2回目終わってみての感想。

  1. 過去の自分はもっとやれる事あったのに、なぜやらなかったのだろう。
  2. 不足しているところが沢山あるのに、過去の自分はなぜ気付けなかったのだろう。
  3. 過去の自分は本当に時間が足りなかったのか。もっと効率よく動けなかったのか。いや、動けたはずだ。
  4. 努力が足りない。

正直、悔やまれる感想しか出てこない。
もう過ぎてしまったことだから「タラレバ」は言わないけど、
過去に戻って自分にゲキを飛ばしたい。もっと努力が必要だと。

こんなに未熟な私でも最後まで指導してくれた先生に本当に感謝している。
私の先生はかなり頭が切れる人で、
私が今まで会った「先生」という人の中では、最も研究について敵に回したくない人だ。
あと1か月半でこの大学からは去るが、
何かの折には訪ねたいと思うし、きっと良く来るかも。
少なくとも、今いるM1が年末には修論提出で超げんなりしているだろうから、
何か差しれに来ようと思う。

来月わたしは、博士という生き物になる。